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一斉検挙キャンペーン



「お疲れさん」
「ああ。…ンだよ、顔が恐ぇぞ」
「……そりゃ恐くもなるに決まってんだろ」
「……? 何でだよ」
「お前さぁ、もっと警戒心持ってくんねーと困るんだけど。何年目だよ、もう10周年だろ!?
毎日毎日何人に捜査されたんだよ。10や20じゃ足りねーだろうが!」
「なっ…そ、そんなのテメェだって人のこと云えた義理かよ!」
「俺はいいんだよ。俺の話よりお前の方が重要だ。…警察が簡単に捕まえられてんじゃねぇよ」
「う…」

「大体何ですかぁ?あの逮捕理由は。『マヨネーズの摂りすぎ』ってよぉ……筋肉落ちたのか?隊士共に隊服剥かれて調べられたりしてねぇだろうな?」
「あ…アホか!んなことされてねーよ!
そんな物好き、テメェくらいに決まってんだろうが。……もし居たとしても叩ッ斬ってやる」
「嬉しいこと云ってくれんじゃねーか。…じゃ、お前の身体がタルんでねぇかどうか、代わりに銀さんが調べてやるよ」
「はっ?…や、やめろばかっ、チャイナが起きちまうだろうが…!」
「大丈夫大丈夫。アイツは一度寝たら朝まで起きねぇからよ…だから流されてくんね?」
「…仕方ねぇな……っうぁ」
「敏感…タルんでもねぇし、流石副長さんだね?」
「当たり前だ……マヨネーズ馬鹿にすんな」
「いやしてねぇけど……脱がしていい?」
「…ダメだっつってもやるんだろうが」
「解ってんじゃねーの」


────……


「副長、お疲れさまでした!これ、松平のとっつぁんから差し入れみたいです」
「!おお、マヨネーズか……」
「トシ、どうしたんだ?マヨ相手に赤面して」
「…なっ、なんでもねぇよ」
「土方さんは『捜査』でお疲れですからね、挙動不審にもなりまさァ。…どこを『検挙』されたんだか」
「っ……総悟ぉぉ!!」



おわり。


オマケ↓

「急に何怒鳴ってんですかィ、ワンツーフィニッシュの土方さん」
「あのさぁ沖田くん、俺ら昨日ワンツーフィニッシュどころじゃなかったからね?俺はそれよりちょっと多いくらいだけど、土方くんはフォー、ファイブ、セックスってそりゃもうアンアン…」
「なっ……!」
「旦那ァ、そりゃシックスの間違いでさァ」
「そうだっけ?でもよぉ、あながち間違っても」
「だ、黙れぇッッ!!クソ天パが、どっから湧いたんだテメェは!!」



…今度こそ強制終了。
変なネタにて失礼致しましたm(_ _)m

2014/02/01 00:01
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