Top >> Diary
Diary ▼
初の拍手200カウント突破
@
「やめろテメェ離せっ、離しやが」
「あーはいはい、分かった分かった」
テキトーにいなしながら自分の目的を達成する銀時。
「人の話を聞けェ! 家に帰るんだよ俺ァ!」
「家ならこっちだよ、土方くん。実は方向音痴?」
「デタラメなのはテメェの頭だ! 家っつったら屯所に決まってる! テメェの家に帰るワケねぇだろうがっ」
頑張って言い張るけど、このままズルズルお散歩コース。
A
「じゃあ次は一緒に飯でも食うか」
「一人で食えっ!」
怒って席を立っていなくなる土方、の背中を眺めてニヤリと相好を崩す銀時。
B
「土方さーん、アンタのコイビトがお見えですぜィ」
「あんなコイビト作った覚えは一ミクロンもねぇよっ。誰か追い返せ! 俺は居ないって言っとけば」
「うわー、ご挨拶だね土方くん」
「よろ、…ッどうして部外者を立ち入らせてんだよ! 関係者以外立ち入り禁止だろうがっ!」
「そうですよ旦那、困るなぁ……副長はこれから巡察報告を受けなきゃならんので、その後に迎えに来てくれねェと……」
「勝手に俺の予定決めんな!」
「あぁそうなの? じゃあテキトーに待ってるわ、邪魔しちゃ悪いし」
「俺に悪いと思えよ!!」
「土方さん……副長が職務放棄してコイビトとイチャこくなんて許されると思ってんですかィ?」
「そういう意味じゃねェェェェ」
ぜぇぜぇ、はぁはぁ。
「大丈夫かよ土方。俺ちゃんと待ってるからさ、お仕事頑張って」
もう嫌だコイツ。
あと背中撫でるんじゃねぇよ余計イラっとするわ!
結論:銀時と二人きりでも隊士が絡んでも、副長のツッコミが冴える
Thank you for reading!
2017/03/26 10:14