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#6 - ハマ銃
「ビール飲みてぇな……。左馬刻、好きだ。買ってこい」
「はァ!?んで俺様がパシられんだよ!」
「左馬刻、好きだ。買ってきてくれ」
「理鶯まで……そうやって俺様を利用しようとしてやがんだろうがな、その手には乗らねぇぞ」
「じゃあ愛してるぜ、左馬刻」
「小官も左馬刻のことを愛しているぞ」
「……ああクソ、俺だって愛してるに決まってんだろうが!ツマミ何が食いたいか言えや!」
「んー……考えてみたらお前ヤクザだったな。やっぱり俺が買ってきてやるから若頭サマは良い子にしとけ」
「ナメんな、夜道くらい余裕だ。行くぞ理鶯!ウサちゃんが月に帰らねぇか見張ってやろうぜ」
「承知した」
「はぁ? 月なんてお綺麗なとこ行くわけねぇだろ。俺が帰るのはお前らがいるこの部屋だ」
「銃兎……」
「じゅーと」
「そっちは玄関じゃなくて寝室だ!聞けや左馬刻!理鶯も運ばないでください!STOP STOP STOP!…ああもう、シャワーくらい浴びさせろや……」
チーカマと野菜スティックとサラミの夢
2021/03/05 00:09