飛段はシカマル自身を堪能するのをやめ、シカマルを横向きに寝せると背後から抱きついた。己の硬いモノをシカマルの尻に押し付け、手はシカマル自身を扱いている。

「……ぁ………ッ……アッ!」

耐えられない声を出して、シカマルは飛段の腕に掴まる。体が熱い。だんだん、雪解けのように体が動き、回復してきたようだ。このような行為は、チャクラや体力に影響するのだろうか。

飛段は片手でシカマルの喉を絞めながら扱く手を速めた。シカマルがイキそうな声をあげ、喉を絞められてさらにアレが硬くなり、先走った汁が流れ飛段の手を濡らした。
濡れた指でシカマルの尻を焦らしながら、シカマルの耳許で飛段は低い声で囁いた。

「…挿れてほしいか……?」

シカマルはハア、ハア、と喘いでいたが、振り向いて飛段に口接けした。激しく感じているのか、舌を絡ませながら言った。

「……ひ…段………欲しい……」

ググッと勃ち上がった自身を、シカマルに挿し入れようとすると、シカマルは腰を振って飲み込もうとする。が、ズルッ、ピチャッと何度も焦らしてから飛段はグッと深く挿し込んだ。

「……アアアア!」

ことのほかすんなり入ったのがなんとなく気に食わない。ズルッと引き抜くと、シカマルが火照った顔でこちらを見たのが分かる。

「……まだ欲しいか……」

シカマルは切なそうに飛段の方に体の向きを変えて、優しく口接けした。ゆっくり、何度も何度もキスをしながら、手は飛段のモノを愛撫し出した。

突然、飛段の脳裏に、あの、シカマルの師とシカマルが濃密な時間を過ごしている映像がバッと飛び込んできた。
この行為に没頭していただけで、シカマルを愛している訳ではないが、飛段はイラッとした。

(てめえは、今だけは俺のモノだろ!)

シカマルをグッと掴むと、無理矢理足を上げさせ、ペニスを突き立てた。何度もむちゃくちゃな角度で突かれ、シカマルは悲鳴をあげた。何度めかの責めでシカマルは自身の絶頂を迎えた。

いつの間にか、辺りは木の葉越しに月明かりに照らされていた。シカマルの怯えたような表情が飛段をさらに加速させる。
木の幹にシカマルを押し付け、そのまま暴力的に犯して飛段は果てた。




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