なあ…

飛段……


仇の名前なんてものは
忘れたくても忘れはしねえもんだな…



苦しかったか…
絶望に苛まれたか…?



今まで生にしがみつくことなんてなかっただろ 
お前



あいつ助けに行きてえなんて思ったかよ

いやお前が思う訳ねえな

お前はいつだって助けを乞う方のハズだ



お前らは最強…
最狂最悪の敵だった


不死のカラクリなんて

あいつが居るからこそ
お前のその生が継続いて行くなんて


どんだけ強いんだよ

お前らの絆




あの戦いで
俺を残して逝ったアスマと俺の

絆ってどれほどのモンだったのかって


そんなこと思うこと自体狂ってる




だけど


『命を懸けて繋がる』



それこそが本当に

俺が

焦がれてたものなのかも知れない

[prev] [next]
top










「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -