部屋の中は蛍光灯じゃなくて、オレンジ色の光だけど、それが所々に散らばっているし、決して薄暗くともなんともない。彼の事もしっかりと見えているのだから彼も私の事が見えているのは明白で
どうしたって楽しそうにしている彼を見ていなくちゃいけないのかと、眉を下げた。顔を隠す度に彼が強く頂を抓んでくる、その度に私の体は強く反応を示した
「なん、で…ぇ…」
「顔隠すのやめて欲しいので」
「だ、って…恥ずかしいんですもん…」
彼が片手で私のパジャマのボタンを外し始めたのを拒むように彼の手を掴む。私の手では周り切らない程の腕の太さ、もちろんその手は私の力じゃ止まらない。あまりにも私がしつこく拒んでいたら彼が私の唇を塞いだ
キスに夢中になっている間に全部ボタンを外されてはだけさせられた
「ん…っ!」
彼の手が私の素肌を滑る。唇を離すと彼の服にも手をかけた
「れーさんも脱いで…私もじっくり見てあげます」
「…ん」
「ごめんなさい、私が悪かったです…」
私ばかり裸ん坊になって恥ずかしいから彼も脱げと言ったらあっさりと脱がれて、目の前に彼の逞しい体があると、余計に羞恥心が現れて結局謝って顔を背けた。顔かわいい、体かっこいい…なにそれ、無理
謝ったら彼が可笑しそうに笑って私の手を取り、彼の体にわざわざ触れさせてくる。
「硬い…」
「鍛えてるんで。で、なまえは柔らかい…」
彼がそう言うと、私の胸を撫でてきた。揉んだりするのでは無くただ優しく撫でてきただけ。そういえば前のボタンを外されてほとんど見えているんだと思い出せば、腕で胸を隠す
すると彼がふっと笑って「今更…」と呟いて私の両手首を持ってベッドに押し付けた。今度は直接彼の舌が私の胸の頂にちょん、と触れて、それから舌先でコロコロと転がされた
「ひゃ……ん…!」
チュッと、吸い付いてこられると体を横にして逃げたくなった。彼が腕を離してくれたから、彼の頭をどうにか離そうとするのに離してくれなくて、片方はまた揉まれ始めて彼の手にいいようにされる。そこまで大きいとは思えないその胸の大きさ、そんなのもんで何が面白いんだ!何も感じてないなら言えるのに、強く優しく…強弱をつけて触ってくるその触り方に足がモゾモゾと動く。
彼が私の太ももに触れて、その脚をゆっくりと撫で回してくる
「あ、そういえばパジャマ可愛いですね!!似合ってましたよ!!もう脱がせましたけど!」
この言い方ぁ!!この人なんなのー!可愛いって言われるのはそりゃ嬉しいけど、脱がせたってわざわざ言って来なくたっていいのに。しかもそんな良い笑顔で言われても困る…
太ももの内側を撫でられると、彼の足を挟んだ。
それ以上上にあがってきて欲しくないのに普通に難なくあがってきてしまう、彼と目が合うと彼がパジャマのショートパンツに手をかけてきた
「ま、待って。本当に電気消してくれないの!?」
「うん」
ショートパンツを下ろされないように押さえるのに、彼に引っ張られると結局力に負ける。しかも蘭ちゃんたちが選んでくれたものだから無下にはできない。下着が露になると、流石に私は顔を手で覆った。ただショーツの横のところが紐になっていて、ちょっと他を覆うところが全力レース、それだけなのになんでこんなに恥ずかしいんだ
「…選んだの私じゃないですから!」
しかも彼が何も言って来ない
「なんか言ってください…」
「あの…いや…ちょ、っと…びっくり、というか…」
「私が選んだんじゃないですからっ!」
顔を覆うのをやめて彼を睨みつけたら、私じゃなくて彼の顔が真っ赤だった
その顔の赤みはどういう事なの。しかもそれを突っ込む前に片紐を引っ張られてぷつっと蝶々結びの結び目が外された
「ちょ、ちょっと零さん!?」
「園子さんナイスです…も、本当…なまえが可愛すぎて辛い!!!」
寝不足の降谷さんが降臨した気がする。でも笑っていられるのも今のうちで、彼はその下着の片方だけしか外さずに、下着の上から私の秘部をなぞる
レースたっぷりのそれはいつもよりも覆っている感がなくて、絶対色々とわかられている
だいたい、もうその下着を見たんだからいいんじゃないかと思う、彼が触りながら私にキスをしてきた
なんかもう、いいんじゃないかって思うんだけど、充分羞恥心煽られたし死にそうなんだけど
やっぱり自分のそこは濡れていたらしく、彼がなぞるたびに音がなる。彼が指を入れてくると体がはねた。でもそれが少しいじっただけですぐに引き抜かれて
本当にいきなりだった、いきなり私の中に大きいものがズッて入ってきた。いっきに奥まで到達してきたそれに声をあげた
「ふぁっ…!」
「ごめん。痛い?」
「だ、いじょ…ぶ…」
「あー。適当にするつもりは全然無かったんですけど…」
挿れたまま彼に腕を引かれて起こされると、私が彼の上に乗ってるようになる。相変わらずそこは繋がったままなのに彼の体が近くて、安心感を覚えた
「平気ですよ?痛くないですし」
私が笑っていうと彼がぎゅっと抱きしめてきて、そしてそれから背中にいた手が腰におりてきて私の腰を動かす
「あっ…ん…!んん…ッ…」
彼の肩に手を置いて彼に誘導されるがままに腰を上下させた。余裕の無さそうな彼の顔が目の前にある、中をぐりぐりと刺激されて声が漏れる。久しぶりで、彼と繋がった感覚が私の体全体をめぐる
自分から腰を動かし始めてみると、彼がその手で私の片方の胸を上下する腰に合わせて触れ始めた
「ま、待って…待って…!」
何かがのぼってくるのを感じると、その感覚が蘇る。イくっていうやつだろうなと思ったら途中で止めて彼に抱きついた
「どうしたんです?」
勢いよく抱きついたせいか、そのまま後ろに倒れられて彼自身が私の中からいなくなったが、彼が腰を誘導させてすぐにまた中に入ってくる
「はぁ、ん」
「生殺しがお好きのようで」
「ちが、だ、だって…」
「なんです?」
「…ぃ…ちゃいそだったか、らぁ…!や、待って…だ、ダメッ!」
小さな声で呟くと、そのまま下から彼に突かれる。彼を押し倒すように飛びついてしまったのは自分だが、彼の動きに合わせて私も腰を振り、胸が揺れる。しかも彼が自分の下から私の事を見ているから恥ずかしくて死にそう
「動いて」
「わ、わかんな、い…!」
彼が緩やかに笑って私に求めるように言ってきたが、動き方がわからずに戸惑っていると、彼が腰に手をあてて動かしてくる。自分で彼を責めてるみたいで恥ずかしい
それでもその動き方を覚えてしまうのが体で、そのうち彼の逞しい腹筋に手をあてて自分で腰を動かした
「ん…っ…も、いい?」
「だーめ…です」
彼の顔が歪んだりしているのはわかっているけど、私も必死で腰を動かしたりして、達してしまいそうなのがわかる。無意識に自分が気持ちいいところにあててしまうから、余計に恥ずかしくてなる。途中で達しそうになって腰の動きを止めたが、彼は許してくれないので下から突いてきた。そのせいで私は達してしまい、彼も私の中から自身を引き抜く。ちなみに今日はゴムはつけていたようです…珍しい
「っ…」
「ふ…う…はぁ…も、無理ぃ…」
彼の上に乗ってるのは大変だと、息を深く吐いていたら彼に肩を押されて腰を誘導体されて再び中に彼のが入ってきた
「ひゃ、う!!!!え、えっ…」
「ん?」
「ん?じゃないです…え、入っちゃいましたよ…?」
「挿れたんですけど。足りないんで、もう1回」
「え、えっ…!?」
途中で彼が下着のもう片方の紐を解いて笑っていた。何が面白いんだ…
とりあえずその日は何度も何度も食べられました、腰が痛い…この人性欲強すぎです…