久しぶりに彼女を抱いたのはいいが、中に出したのに「あ、今日大丈夫な日」みたいなくっそ鈍い反応してくれるこの彼女はどうしたものか。とりあえず下着を外した瞬間に彼女の胸が揺れるのを見た。未だに留まることを知らない自身を彼女から抜く事ができずにそのままにしてると、彼女の顔は不思議そうにしていた。
あれ?終わったんじゃないの?みたいな顔で戸惑っているその姿も可愛らしい。
先程掃除ついでにお風呂を沸かしておいた、泡風呂の入溶剤があったのでそれも入れた
彼女の中から自身を今度こそ抜いてやれば、彼女が安心したように息を吐いた。

「泡風呂、一緒に入りましょう?」

「え、でも」

するりとドレスから脚を抜く彼女は自身の体をすぐに隠した。可愛いので抱きしめておく

「泡風呂だから見えないだろ?」

結局彼女は渋々了承してくれたのでそのままお風呂に連れていった。そういえば彼女のショーツを脱がせていなかったのでそれを脱がそうとしたら止められて、一度脱衣場から追い出されてまた呼ばれた。すでにもう彼女は湯船の中

「んんー…こんなお風呂に入りたかったんです!」

「なまえと一緒に住むなら、お風呂の大きいところ借りる。それなら一緒に入れるし」

「あははは、お金かかりそうですね」

笑いながら彼女はさらりと流す。なんだこのスキルは…遠回しに一緒に住もうって言ってるんだぞ!?いや、彼女はもしかしたら直球勝負じゃないと気づかない鈍い人なのかもしれない…彼女が鈍い?そんなわけないだろ…そうだよ、そんなわけないじゃないか。それでも直球勝負をしてみる事にした、しかも同棲よりも違う形で…でもプロポーズは泡風呂とかよりもちゃんとした服装でちゃんとしたい。とりあえず無難にこう行くか

「なまえのお味噌汁が飲みたいです、毎日」

「私も安室さんのご飯が食べたいです。毎日」

お、いい流れ

「じゃあ一緒に住みませんか?家賃とかタダですよ!」

「あははは、事故物件じゃないですか」

んんんんん……だんだんわざとなきがしてきた。というか一緒に住みたくなくてわざとかわしているのか?
彼女が泡を掬ってふーっとそれを飛ばそうとしている、その泡に俺はなりたい

「っ!?え、どうしたんですか顔覆って、やっぱり具合悪いですか!?」

「色々と…いや、大丈夫」

顔を覆うのをやめて咳払いをすれば彼女に手のひらを出してひらひらとさせて見せると、その手を彼女が優しく掴んできた。何をするのかと思えは彼女が自分の手と俺の手を比べているように手を合わせて、関節を確かめるように触ってきた

「なまえさん?ん?」

「ううん、手が大きいなって思ったんです。こう…」

そう言って彼女が俺の手のひらに自分の鼻先をつけるような形を取った。
彼女の顔は確かに俺の手にすっぽりとおさまる。んんんんん

「ちょっと、寝たほうがいいんじゃないですか」

本気で心配され始めたので一度落ち着く事にした。そうだ、彼女を久しぶりに見て久しぶりに触れるからきっとこうなるんだろうと思って、彼女を自分のほうに引き寄せた
彼女の背中が俺に預けられる形になると、彼女は俺の胸によりかかってきて視線だけでこっちを見てきた

「硬いですね」

「え、どっち?」

「え…胸…え!?」

この後はお風呂場で第二ラウンドに励みました







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