タロはクチバ出身だけどセキチクにおじさんが住んでて、毎年、年に何回か家族で遊びに行ってた。その頃からタロは絵が好きで、いつも描くものを持ち歩いて、興味を持ったらなんでも描くような子だった。特にポケモンを描くのが好きで、セキチクに遊びに行くといつもサファリゾーンに行って、外から眺めながら絵を描いてた。最初は親と一緒に行ってたけど、だんだんサファリの人とも知り合いになったり慣れてきて、一人で勝手に行けるようになった。7歳の頃、いつも通りサファリゾーンの冊の近くに寄ったタロは、近くの草むらがガサガサいうのに気付く。冊の外だったから、恐る恐る近付くと、怪我をした子供のケンタロスだった。どうしていいかわからず、とりあえず服を破いて応急処置して、ちょっとのお小遣できずぐすりとか買って治療するタロに、ケンタロスも大人しくされるがままにしてた。子供のケンタロスは好奇心が旺盛で、壊れた冊の小さな穴に体をねじこんで出たはいいものの、野生のポケモンに襲われて怪我をして瀕死状態だった。自分でできることは本当に少なくて、でもケンタロスを置いて帰れないタロが、夜になって草むらで泣いていたら
、あまりに帰りが遅いので見に来た両親に発見される。両親もびっくり。子供といえど、そのまま連れて帰るのは重さ的にもケンタロスの体力的にも無理があったので、サファリの従業員さんに相談→タロがあまりに泣くから従業員さんも承諾、という流れでタロがゲットして、ボールに入れて運ぶことに。怪我してるし、その時点で従業員やタロの両親よりタロを信頼してたケンタロスはすぐにボールにおさまり、そのままポケセン直行。良くなるまでついてる!と帰らないタロがロビーで寝てしまって、翌朝起きたら元気なケンタロスと笑顔のジョーイさんと両親が待ってた。タロはケンタロスをぎゅってして、「これからはおれがまもってやるからな!」とか言って、ケンタロスも嬉しそうに懐いてた。ジョーイさんに「名前をつけたら?」とアドバイスをもらって、その場でウシオと名付ける。ジョーイさんと両親は苦笑いしたけど、ウシオだけは本当に気に入って、しっぽぱたぱたしたり。今も実はウシオは自分の名前が気に入ってる。言わないけど。

トレーナーになれるのは10歳からってことで、10歳までは戦わせたりはせず、一緒に遊ぶだけ。この頃はほんとに双子みたい。じゃれ合いみたいな喧嘩もちょいちょいしたり。あとウシオばっか描いてた。10歳になって、当然のようにウシオをパートナーに旅に出たタロは、あらゆる面でボコボコにされつつ、芸術家としてもトレーナーとしても成長。男としても成長してしまったせいか15くらいからお姉さんお姉さん言い出して、ウシオもちょっと自分がしっかりしなきゃみたいのが出てきて、喧嘩も増える。ただ心の中では、一番信頼してるのがお互いってわかってるし、尊敬しあってる。


おまけ
マル加入が10歳、グル加入が11歳、ビュン加入が13歳、ビビ加入が17歳、ツン加入が19歳 くらいかな〜
カントーはウシオとマルを固定で、他を変えつつジムを回る。途中グルゲットで三匹固定。リーグ(アニメみたいなん)まで行って負けて鍛え直そうってことでジョウトに渡るのが13の時で、カントーで知り合った年上の芸術家の人から預かった卵からビュンゲット。名前つけての正式加入は多分もっとあと、シンオウに行ってた知り合いの芸術家さんがタロにトゲチックを譲るのと同時にひかりのいしもくれたとか(変わってるし)。そんで16歳、シンオウ着いたはいいものの手持ちゼロ状態のタロがビビと出会う。このタイミングで会ったことも、ビビがタロにとって結構大切な存在である理由かもとか。19歳になって芸術家としてもトレーナーとしてもちょっと名前を知ってる人がいてくれるようになって、イッシュに渡ってツンと会う。もう戦闘要員としてじゃなくて、観賞用でいいなって感じでゲット。そして今に至る。イッシュ進出はカムパネルラ乗るようになってからかなと思います。




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