嘘と魔法少女
そう言えば彼女は魔法がつかえるらしい。昼食のサンドイッチの切れ端を傍らの黒猫に与えながら、当人が言ったことだ。僕はそれをいちごオレ片手に聞いていたのだけれどーーその横顔が少しだけ愉しそうだったから、大嘘なのかもしれない。

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