所属
「執務」で説明した属性の所属についてです。
死んだ後にこの世界に来ると、この世界を管理している「原初の魔女」が属性を見定めています。
「副人形」
所属としては一番下の立場。持っている属性に関して詳しく調べる為に人間の住む世界を覗き、資料としてまとめる。
「人形」
副人形より昇格する。人間の世界に実際に降り立つことが出来るが、「幽霊」としてなので人間からは判別しにくい。副人形と執務内容はほぼ同じ。
「神」
人形より昇格する。自分の持つ属性を司る者となるので人間とは一番干渉しにくい。しかし人間にとっては崇める存在であり、人間を一番動かしている存在でもある。
「神子」
神より昇格する。神が司ることに対し不安定なものはないか、実際に人間の世界に降り立ち生活をしながら監視する。もし支障がある場合は修正される。
「魔女」「魔術師」
神、または神子より昇格する。
神子の役目を終えたその時、死後の世界での任務を全うしたとして人間としての再びの人生を認められる。しかしこの世界に慣れを感じ、人間になることを既に頭に入れていなかった際は持っている属性をいつ如何なる時でも使用が許される魔女、または魔術師となれる。基本的に執務などはなく、死後の世界に「住み込む」状態である。
「囚人」
死後の世界に犯罪者は来ない。何故なら未練を残したとしても悪魔が連れ去ってしまうということが多くあるからである。しかしそんな者たちがこの世界に来るということも少なくない。その場合は「囚人」として地下牢なる場所に幽閉される。ものによっては囚人が抱えている闇が増幅し、「魔獣」という獣になってしまうことが多い。
「無所属」
基本的にここから始まる。定期的に原初の魔女が所属を決めることとなっているので決まらない者もいる。それぞれの所属は一人ずつと決まっているので所属になることは難しいことである。
何処かしらで「空き」が生まれることもあります。原初の魔女によって全ては決められることですが、人によっては初めて死後の世界に現れた瞬間に決まるということもあります。(魔女・魔術師に人数制限は無い)