いつもの質問



あれから各自食べる物をミドに頼んで人の密度の少ない場所にあるテーブルの席につき、各自頼んだ料理が来るのを待つことにしました。


(ん〜、料理がくるまでどうしましょうか…)


待つ間どうしようかと考えていると水をくみに行っていたカチューシャ先輩が私達の分の水までくんできてくださいました。


それに対し私達がお礼を言いますとナズナ先輩はカチューシャ先輩が席に着くのを見計らってにこりと笑いカチューシャ先輩に何時もする質問をしだしました。


「ねえ、ねえねえ、彼とはどうなの?何か進展はあった?」


カチューシャ先輩はまたかといった顔をする。


「も〜、ナズナはそればかりね。」


苦笑したカチューシャ先輩にナズナ先輩はニヤニヤして。


「あらあらあら、本当は聞いて欲しいくせに♪」


っと言いカチューシャ先輩の肩を自身の肩でこつき出しました。


それにカチューシャ先輩はくすりと笑い。


「さあ、どうかしらね?」


と言いナズナ先輩を手で押し返して水を一口飲んだ。





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