朝御飯を食べ終わり席を立った。 『なあ、今日はどっかに行く予定とかあんのか?』 ワシが洗い物をしていたらアラが話し掛けてきた。 『………ない。』 多分だけど。 いきなり聞かれても答えられ無いってι 『じゃあよ、今日恐らく客が来るからこの家に招いても良いか?』 お客? 『アラの、仲間?』 『ああ、だが立場はオレらより上だがな(苦笑)』 う〜ん……。 『分かっ、た。』 頷いてアラに言うとサンキューと言って席を立ち上り。 『じゃあ今から行ってくるな。』 『ん』 アラを見送るため一旦洗い物を止めて玄関へと一緒に向かった。 『フーン、良いか。絶対この家から出るなよ…』 玄関へと向かっている間、念押しでさっきからずっと言われているけどしつこいって…ι 『………分かった。』 『……………なら良い。』 はぁ〜……やっと納得してくれたか…ι 『じゃあオレが出たら直ぐにドアに鍵を閉めろよ?良いな。』 『分か、った……』 何処の過保護な親父だよ、コイツは…ιι(苦笑) パタンッ アラが出て行ったのを確めて言われた通り鍵を閉めた。 はぁ〜…さあ…って洗い物をするか。 少し気合いを入れ、洗い物をするために歩き出した。 ▼|戻る|▲ |