『『……』』

ザイがいなくなった後、アラと二人っきりになり何故か気まずくて無言になってしまう。

『……何処…。』

無言に耐えられずにワシからアラに話し掛けた。

『…は?』

だが言葉が足りなかったのかアラは意味が分からないといった顔で見て来た。

『何処、に……泊まる……?』

ワシの言葉にやっと意味がわかったと言った様子で考え出した。


その様子にワシは少し考えた後口を開いた。

『……家……泊ま、る?』

その言葉にアラは何故か固まってしまった。

固まっていたが直ぐに正気に戻ったアラはワシに言って来た。

『い、いや!友人の妻と流石に二人で1つ屋根の下に寝泊まり等あってだな……その…だなιι』

『大丈、夫。』

『嫌々!!ιιだ、大丈夫じゃないんだ!』

ふぅ〜………コレは言った方が良いだろうか……。

『オレ……妻…違う……。』

本当に妻じゃないし良いよな?

………アレは…只の気の迷いだ。


『……は?妻…じゃない?』

アラは意味が分からないといった感じでワシを見て来た。



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