『本当は奴等がこの世界をこんなに衰弱させている張本人なんだよ。奴等はしていることはこの世界からエネルギーを奪ってそれを兵器に出来ないかといった研究だ。柱はその実験で生じた歪みで別の世界から来てしまった被害者だ。』 『……被害、者?』 『ああ、だが被害者と言っても何も誰でも構わずに歪みに呑まれて此方にこれるわけじゃない。』 『歪みはこの星が助けを求めて、別の世界からこの世界のエネルギーと同じ波長を放つ者。エネルギーを増大させる力を持つ者が歪みに呑まれて此方にくるのです。』 …マジで?ι 『奴等はそれを利用している……』 『エネルギーを増大させる力を持つ柱を手元に置けば、研究を辞めなくて済む。』 『もし戦争にでもなれば、柱を盾にすれば良い。そう言って奴等は今まで来ている…』 そんな話… 無言で二人の話を聞いていたがしだいに怒りが込み上げてくる。 …まあ半分くらいは理解できなかったけども。 ▼|戻る|▲ |