『…な…にも、知らないんですか?』 その言葉に素直に頷く。 それにはアラも驚いたように見て来た。 首を傾げているとザイが口を開いた。 『分かりました。説明しましょう……』 それからワシの疑問の答えを話し出した。 『ある組織の人物達。彼らは聖者と呼ばれています。………むなくそ悪いですが…。ある組織、彼らは表向きこの星は弱ってしまっていると言い。この世界が滅ぶ事を阻止するために神の世界から私達の世界を維持、保守するために神が私達の世界に使者である柱を送って来て下さったと。…その柱と世界を守ると言っているそんな組織なんです。』 そこまで言うとザイは顔を歪ませて続きを話し出した。 『表向きはこうなっていますが……裏では違います。』 えっ? ▼|戻る|▲ |