ザイ……ごめん、凄い真剣な事言ってたんだろうけどさ。 早口でそんなに話されたらワシ、ついていけないよι 『…まあ、奴等がもしディアを拐ったのなら何故お前が無事だったのかが気になる。』 アラはザイの言葉を止めるかのように少し声を大きくしてワシに言ってきた。 ……へ？ 『………おか、しい？』 『ああ、奴等は少しでも疑わしいと思えば問答無用に疑わしいモノを消す。そんな狂った奴等だ。』 …………ん〜ιまあ、とにかくヤバイ奴等がディアを連れてったかもしんないって事何だよね？ιι 分からない事だらけだよι 聞いてみようか…うん！聞いてみよう！！ 『そいつ、ら、何？その…者って？ディア、達は、何をし…て、いた？』 一応今はこれだけ聞いてみよう…。 そう思い聞いてみればさっきまでﾌﾞﾂﾌﾞﾂとコワイ顔して何かを言っていたザイが顔をワシに向けて驚いたように言って来た。 ▼｜戻る｜▲ |