ディアが居なくなって1ヶ月が過ぎた。

町の人達にディアを知らないかと聞いてみたが誰もが首を横に振った。

仕事に出たんじゃないかと言われたが今まで何も言わずに出ていった事は一度も無い。

それに……あんな事があった後にいきなり居なくなられたら何か………うん。まあ、とにかく何処にいったんや…バカディア。


『全くディアも何を考えてるのかね〜。フーンちゃん見たいな良い奥さんに何も言わずにどっかに行っちゃうなんて。』

………フッフッフッ…

ディアよ……、今なら分かるぞ…。お前が町の人達にワシを何て紹介したか……

何が妻じゃー!!!

最初からそのつもりだったのかー!!

兄貴みたいで良い奴だと思ってたのにー!!

くそー!!騙されたあっ!


まあ……過ぎたことをどうこう言っても仕方がない…

町の人達にはこのままで良いが次からはそうはいかんからな!!


ん?何やら向こうが騒がしいぞ?

『あら?何か合ったのかしらね?』

おばちゃん達もこの騒ぎに気付いたのか騒がしい方を気にし出した。




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