何かキラキラした人やったな〜……

ぶつかってしまった相手の事を思い出しながら家事を進めて行く。

何や王子様って感じ?金髪で目も青で……

お仲間さんたちもかっこよかったな〜…


そんな事を考えていたら料理も出来上がりディアが帰ってくるのを待った。

するとドアが開く音がした。


帰って来た!

慌ててドアに向かって走って行くとディアとさっきぶつかった男達がいた。

『………お帰りなさい。』

『ああ、ただいま。』

ディアは微笑んでワシの頭を優しく撫でた。

この行動はいつも帰って来たらディアのする癖や。

行く時は仮面を取られて顔中キスの嵐や。初めてされた時は何されてるのか分からずに固まってたけど何でんな事するのか聞いたら挨拶だと平然と言われてそうなのか、と納得したがこの世界はスキンシップが激しい世界だとこの世界に来てからわかった事の一つや。

後ろにいたさっきぶつかった人とそのお仲間さんたちはワシを見付けると驚いた表情でディアに問いかけていた。

『彼は誰何ですか?!』

さっきぶつかった男は少し取り乱しているみたいだ。




戻る











人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -