「クソッ」

……さっきから自分の声だと思って聞いているけど…自分の声…低く聞こえるのはどうしてや?

耳おかしなってしまったんやろか…ιι

こうも無音の暗闇とか不安になるもんだと初めてしったぜこんちくしょー!!

おろおろしていると不意にドアが開く音がした。

その音にビクッっと肩をびくつかせ固まっていると誰かが近付いて来る足音がした。


「だ、誰や!!誰なんや!!お兄か?!ι」

震える体に鞭を打って相手を威嚇するが相手は一瞬立ち止まったがまた近付いて来た。

無言で近付いて来る足音に怖くなり後退りをするが直ぐに壁に当たってしまった。

「なんなんや!!アンタ誰なん!?無言とか止めろや!!?」

近付いて来る相手に怒鳴り散らしながら体を縮込ませる。

相手はワシの目の前に来たのが気配で分かる。

震えて相手の出方を待っていると不意に頭を撫でられた。

何でか良く分からないでいると相手が口を開いた。

『£#%¢¥$§』


……え……なんやて?




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