今日は雨が酷かった。

こんな日に実家に帰らないといけないなんて……ついてないのかね〜……はぁあ……

ワシは実家は和歌山で今は大阪に仕事しながら住んでるんや。

ワシって言い方はワシはお爺ちゃんお婆ちゃん子やったからなんとなしに気が付いたらこうなってたんや。

仕事場では私って言わされてるけどな……クソッ社長め………ぐぬぬぬぬ……

まあ、今は電車の中で実家に向かって帰ってる所で暇なわけで…

駅にはお兄が迎えに来てくれるって電話貰ってるから濡れる心配は今のところ無い。

久しぶりにお兄と遊ぶでー!!

ワシの家は中々仲の良い家族なんや。お兄とも良く電話やメールで何時もふざけてたりするし。

お父とお母とも良く電話とメールをするし……

時々ウザくなるけどな。

内緒やけど。

ぼーっとしていたらどうやら着いたらしい。

電車から降りた所でお兄にメールを送りホームへと歩き出した。


あ〜、何で雨の日って憂鬱なんやろ……

「よっ!!」

ビクッ

またぼーっとしていたらしい。

近くまで来ていたお兄に肩を叩かれるまで気付かなんだ。

「……驚かせんといてよ〜…ι」

「お前がぼーっとしてホームの真ん中で立ってるのが悪い。」

「うっ……ι」

痛いとこつくわ……ι

「んじゃあ行くぞ!」

お兄がワシの荷物を持ち歩き出した。

それにワシも頷いて後をついて歩き出す。




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