マジかι来なくて良いのに…ι

主とかに会うのも明日とかじゃダメなのか?

『えっと…カード、悪いが 『カード、宿探しはしなくていいわよ。』 …え?』

カードに話しかけていると女の子の声がワシの言葉を遮るかのような大きな声で割って入ってきた。

その声にカードはその声のした方を向いて。

『…主。』

と呟いた。

あ、主!?ι

まさか主さんが直接会いに来るだなんて…!

カードが向いた方を見てみると可愛らしい女の子が胸を張ってワシらの方を見て笑って立っていた。

『こんにちは、風雨さん。やっと会うことが出来たわね。』

にっこりと笑ってそう言った主さんにワシは身構えた。

なんで、ワシの名前を知ってるんだ?

会ったこともないのに。

怪しい…

『あ、身構えないでよ!あんたが来るのをただ楽しみにしてただけだから。』

『楽しみって…』

じ〜、っと不信げに主さんを見ていると主さんは慌てたように自己紹介をし出した。

『あ、ああそう言えば自己紹介がまだだったわね!えっと、私の名前はエコロ。この街でちょっと有名な占い師をしているのよ。よろしくね。』

『は?占い師、って…』

もしかしてハーンが言っていた占い師?

ええっ!この子が?!

『ふふん。信じられないかしら?』

『あっと、そん…な、事はι』

そう言ってワシは慌てて否定した。





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