『フーントカゲダナ。インプットシタ。』 い、インプット?ι なんか機械みたいな事言ってるけどこの人、人間じゃないのか? ワシはじーっとカードを見ているとカゲがカードに向かってある事を聞いた。 『カードさん、先程は助けて頂きありがとうございます。でも助けるにしても私達に術をかける必要はあったのですか?』 え?術? あ、あの身体が動かなくなったあれか! あれ術をかけられてたのか〜… なんか納得。 『変ニ動カレテハ困ルカラスマナイガカケサセテ貰ッタ。』 うι まあ逃げてたら変にややこしくなってたかも知れないしι カードの判断は間違ってなかったかもι 『でもっ!!』 『カゲ。』 『っお母さん?!』 『カードは、間違って、ない。』 『でもお母さん…ι』 『助かった、から。ね、カゲ。』 『う〜…わかった…。お母さんがそう言うなら…』 『うん、カゲ。ありがとう。』 本当にカゲは良い子だな〜。 うんうんとワシは頷くとカゲの頭を撫でた。 それにカゲは恥ずかしそうに顔を赤らめ下を向いた。 もー!!何この子!!可愛いんですけど!!! カゲを撫でているとそれをじっと黙って見ていたカードが口を開いた。 ▼|戻る|▲ |