『ふ〜。』

顔を洗い終わりボーっとしながらいると、フとカゲ達の事を思い出した。

カゲ達はどうしたんだろう。

探しに行こうか。

そう思い、部屋から出ようと扉を開いた。



ドンッ

『いたっ!!』

『え…』

ヤバい!!扉の前に人がいた!ι

『ごめん、大丈夫?ι』

扉の前でぶつけた腕を擦っている相手に向かって言うと相手はギッっとワシを睨んできたがワシを見るなりポカンとした表情をして固まった。


『ふあ〜、変わった仮面つけてるね、アンタ。……ん〜、でも体つきは好みかも♪』

あっ、ヤバい。

何か嫌な予感がしてきた。


『ねえねえ、僕と一緒にご飯食べない?』

う、うわ〜…ι

まさかのナンパか?ι

ええっと、とにかく!ι


『遠慮する。』

『え〜、なんで?なんで?良いじゃん、食べようよ〜。』

ワシの腕を掴み体をくねらせながら上目遣いでそう言ってくるこの子にワシは鳥肌がたった。




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