これは言わないとこの人達が殺られる!

『ま、待って!違う!ナンパ、違う!ι』

ワシは必死に女性に向かって言った。


ワシの言葉にアリカと呼ばれた女性がワシを見て眉をピクリと動かし見た。

『違う…?どう違うんだ?』

こ、こっえ〜ιι

『俺、男に追われた。それを、コイ…ツに助けられた。だからナン、パ違う!キス…はされたけど!深い、のされたけど…。俺の仲間もアイツに…深い、キスされて離して貰えないけ、ど!ナンパ、違う!!』

ワシは一気に言い終わりアリカを見れば、唖然とワシを見ていたかと思ったら次にはプルプルと震えだし男達に殴りかかった。


『こんの変態野郎共がー!!!!ナンパよりタチ悪い事しくさってんじゃねえー!!!!!!』

アリカは男達に次々と技を決め、しまいには首を締め付けながら上に持ち上げ死ねーっと叫びながら振る始末。

それをワシ達は震えながら見ている事しか出来なかった…。

って、まあ震えてたのはある意味ハーン達(男二人)だったけどね……。

泣きながらだった。



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