『ハァ ハァ…フーン、大丈夫か?』
『フーン!!』
『皆……。』
後ろを見れば息を切らせて汗だくな三人がいた。
『儂はもうダメじゃ〜……ハァ……ハァハァ…。』
『ごめん、ありが、とう。もう…大丈夫。』
そうワシが言うと三人は安堵したように息を吐いた。
心配して来てくれるのがこんなに嬉しいもんなんだな…。
ワシは皆に悪いけれども、嬉しくて口元が笑っていた。
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