『……ふぅ〜、行きましたか。』

そう言って男はワシに仮面を持たせた。

『次からは気を付けて下さいね?』

っと言いワシから離れた。


…………助かったのか?

っと唖然としていたら後ろから聞き覚えのある声が聞こえてきた。

『どうやらお迎えが来たようですね。』

離れた所で男が言った。

『みた、い。』

腕で唇を拭きながら仮面をつけた。

『…………少しショックですね…。』

仮面をつけて男を見れば苦笑しながらワシを見ていた。


『いきなりする奴が何を、言う。』

怒ったオーラを出して男に言った。

『あれは………すみません。どうやら私の方も迎えが来たようです。』

そう言って男は後ろの方を見た。

そこには少し筋肉が羨ましいぜって思えるような体つきの男がこちらを見て立っていた。

その男はこちらに近寄ってきた。

…………何か睨まれてるんだけど……。


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