〜話し中〜



『……………って事はフーンを助けてくれた恩人を助けに行きたいと。』

そうだと頷き。

『………にしても相手が奴等とはの〜……。』

無理なのか?

そう思い落ち込んでいると服の裾を引かれた。

引かれた方を見ればカゲがワシを見上げて笑い。

『大丈夫。私は着いていくよ?』

っと言ってくれた。

『……カゲ…。』

感動して泣きそうになったが我慢してカゲに抱き付いた。

『…………ふう、仕方ない。最後まで付き合ってやるよ。』

ハーンはワシの頭を撫でて笑った。

『そうじゃな、此処まで来たんじゃ。付き合うぞ、シグアの土産話には持ってこいじゃ!』

リグアも笑って言ってくれ嬉しくなり泣いてしまった。

ワシらが話しこいでいる間に日が傾きかけていたためこの日は此処で野宿をすることにした。


…………………

…………



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