『じゃあ、お休み。』

『お休み。』

カゲに部屋のベッドまで送って貰い、お休みの挨拶をしてカゲはワシの部屋を出ていった。


一緒に寝ても良かったんだけどな〜。

っと思いながらもカゲは14歳だと言っていた。

その年で一緒のベッドで寝るのもアレかと思ったし、もし女になった時みたいにいきなり男の方に変わりでもしたらどう言えば良いか分からない。

だから泣く泣く諦めた。

それに目を覚まして最初にカゲを見たら悶えそうだしね。

カゲははっきり言って美少女や。少し暗い感じの灰色の髪と瞳。髪は腰までの長さ。お人形の様な長い手足に白い肌。目もパッチリ二重。

く〜!!!こんな可愛い子をワシは娘とかにしちゃったんだよ?!!

わー、もうカゲごめんねーっ!!


自分を責めたりカゲに心の中で謝ったり悶えたりしながらフーンは眠りについた。



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