カゲの部屋も出来、ワシは自分の部屋で一息ついてベッドでゴロゴロしていた。

そこにドアを小さく叩く音がしてベッドから起き上がりドアを開けるとドアの前にお風呂に入る準備をしたカゲが立っていた。

それに少し驚きながらもワシはカゲにどうしたのかと聞いた。

するとカゲは下を向いてモジモジしながら口を開いた。

『えっと…お母さんと一緒にお風呂に入りたくって…。』

そう顔を赤くして言ってきた。


な、何この可愛い子っ?!!

可愛すぎるでしょ?!!!


脳内でジッタンバッタンとしているとカゲが不安そうな顔をしてワシを見てきた。


ハッ、落ち着けワシ。カゲはお風呂に入ろって言ってきてくれたんだから早く答えてあげないとカゲが寝るのが遅くなっちゃうよ。

そう言い聞かせ落ち着くとワシは笑顔で頷き言った。

『入る。』

ワシの言葉にカゲは花が咲いたような笑顔で笑った。

『じゃあ一緒に入ろ!』

『わかった、じゃあ、待ってて。』

そう言ってワシは一旦部屋に入って着替えとかを用意しだした。


ふふ、本当に可愛いな〜。

そういえば、久しぶりかも。

誰かと一緒にお風呂に入るのは。


ワシは笑みを浮かべながら着替え等を持って部屋の外で待っているカゲの元に向かった。



『お待たせ。』

『ううん、そんなに待って無いよ。じゃあ行こ。』

本当にいい子だな、と脳内で笑いながら歩いてお風呂場に向かった。




戻る











「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -