『………………っで。何でそうなったんだ?』 眉間にシワを寄せ、腕を組み。ワシを睨んでいるハーン。 アレからワシはカゲを連れて路地を後にして、最初に歩いていた大通りに戻った所、息を切らしたハーンと再会した。 ワシを見つけて安堵した表情もカゲを見てから一変した。 因みに鎖は綺麗に外したぞ! 『えっと………えっと……。』 どうしようどうしようιι ハーン、凄まじい程殺気だってるしι 何か良い言い訳無いだろうか! ギュッ えっ? ワシが何か良い案が無いかを考えていると此処に来るまでにカゲと繋いでいた手をカゲが強く握ってきた。 『こ、この子は…。』 えっと、えっと。 『この子は…。』 えっと〜……うう…ι 『…お、俺の…俺の……』 もう、もう…何とでもなれーっ!!! 『俺の、子供…なんだっ。』 い、言っちゃった〜……。 意味不明なことをぉ〜…ι ▼|戻る|▲ |