『や〜っと着いたな!』

ハーンの言葉に歩き疲れて項垂れていた頭を上げて前を見れば。

『…わぁ………。』

凄く綺麗な水に囲まれた街が目の前に見えた。


街に入りワシは周りをキョロキョロ見回しながら歩いていたらハーンに怒られ手を掴まれそのまま街中を歩いていた。


すげーすげーすげー!!♪

ワシこんな海外見たいな建物とか初めて見たわー!

海外行った事無いから余計にテンションがヤバイ。

街中には歩いている人たちも明らかに人間じゃない人たちもいるのを見掛けた。


ヤバい、楽しすぎる♪

人混みを引っ張られながら歩いていたせいか不意に掴まれていた手が離れた。


えっ?ハーン。

それに気付いたワシは周りをみてハーンを探したが見当たらない。

ヤバい!はぐれたι

はぐれるなって言われたのにι

慌てれば慌てるほど周りの人波に呑まれ、方向すら分からなくなってしまった。


ちょっとまずココから離れよう。

人混みを掻き分けて何とか人波から逃れられた時。

今自分がいる場所を見回してみた。


………薄暗い路地。

何だろ、人があんなにいた道と違って人が誰もいない…。

どうしよう……ι

裏道っぽいけど…あの道は通れそうに思えないし…。



………なんか好奇心が出てきたかも…。

よしっ!!行っちゃえ♪

思ったら行動!っと頭で思いながら路地裏を歩いていきだした。




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