『本、はもうボロボロ、コレを。』

ハーンに向かってシグアから受け取った杖を投げた。

ハーンはその杖を受け取り笑った。

『悪い!じゃあ行くぜ!』

『うん。』

それじゃあ、魔法の援助はハーンに頼んで何とかナイフなど使えるワシが前に出て……。


『覚悟決めろやぁああ!!!!』

え〜……ι

目に飛び込ん出来たのは杖で敵を殴りまくっているハーンでした。



数分後



『ハァハァハァ……はぁ〜、勝った!』

…ええ、勝ちましたね。

敵、全てを魔法の杖を使って撲殺して。

『さあ、さっさと行くか!…ん?どうした?』

ワシは遠い目をして空を見ているとハーンが不思議そうに見てきた。


『…………何でも、ない…。』

『??そうか。じゃあ行くか。』

コクリと頷き、進み出したハーンの後を追って歩き出した。




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