それにハーンは驚いて固まっていたが直ぐに顔を真っ赤にさせて手を振って離れようとした。

『は、離せ!バカ!な、何なんだよ、お前は!!』

その必死な姿に面白くなって遊んでいるとある事に気付いた。

『あれ?敬語…。』

そうだ、最初は敬語だったはず?のハーンの言葉が砕けてる。

そう思いじーっとハーンを見た。


『う…わ、悪いかよ…』

しどろもどろと言った感じに言ってきたハーンにワシは嫌じゃないと首を横に振った。

それにハーンは胸を撫で下ろした。


『……じゃれとる所悪いが、儂らは腹が減って死にそうじゃ〜……何か食わせてくれ〜…』

その声がした方を見ればリグアが机と友達になるぐらいにべったりと机にへばりついていた。




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