『………綺麗…。』

『じゃろ?あやつが毎日掃除をしてくれとるからな』

ビクッ

いきなり後ろから黒い布で全身を覆った男に抱き着かれ驚いたがそれよりもさっきの言葉が口に出ていたことの方が恥ずかしく下を向いた。

『………可愛いの〜♪』

ん?

『何か。言った?』

首を傾げて黒い布で全身を覆った男を見るとニコニコとした顔で何でも無いぞと言われた。

『掃除はこやつが毎日してくれて綺麗じゃが、こやつは料理が破壊的での〜。』

そう白い布で全身を覆った男が言い夕飯を食らった男の肩を叩いた。

それで夕飯を食らった男を見れば拗ねたように頬を膨らませてそっぽを向いてしまった。

あら〜、拗ねてもうた!面白い〜♪

ニヤニヤと笑っていると白い布で全身を覆った男が近寄って来た。

『面白いじゃろ?あやつは反応が純粋じゃし、弄ると絶対何らかの反応をする奴じゃからやめられないんじゃ。クスクスッ』

ぼそぼそと言って男は離れて行き夕飯を食らった男を見れば何か疲れた表情に見え、苦労してたんだな〜っと心の中で思い夕飯を食らった男に近寄ってなんとなしに頭を撫でてやった。




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