アレから随分と歩き、日が落ち始めた。

ふ〜、そろそろこの辺りで野宿の準備をし出すか。

寝床を準備し終わり、火も焚いた。


後は、飯か…。

ふ〜、っと溜め息をついて立ち上がり(水場の近くに寝床を準備したので)水場で夕食の準備を始めた。



数十分が経ち夕食が出来上がった。


上出来上出来♪

夕食を持ち近くの岩を背にして座り込む。

んじゃ……。

「頂きます!」


Σドガーン

『Σ飯ー!!!!』

Σはぁ?!

背もたれにしていた後ろの岩がいきなり壊れそこから一人の男が飛び出して来てワシに背を向けた形で着地した。

いきなりの事で呆然と相手を見ていたら相手が鼻をフンガフンガと動かしながらワシの方を向いてワシと目があった。(恐らく)

『『………』』

なっ、なんだこの無言の空間は…ιι

汗をたらしながら無言に耐えていると

ぐきゅ〜

何の音かと驚きながら周りをキョロキョロと見た後、最後に目の前の男を見れば。

顔をこれでもかと言った程に真っ赤にさせ、腹を押さえていた。




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