ディアの家を出てから数日がたった。

ワシはと言うと、まだ他の町には着いていない。

っと言うより何処に向かっているのかも分からない。

……………まあ、何とかなるだろう。

食料は野生の獣と果物等で飢える事はなかった。

家が猟師で良かった。

獣の捌き方や仕止め方を父から教わっていたし水は川が近くにあり魚も水分も取れ結構やれてる。


それにしても…。

人に会わないな〜。

まっ、会っても多分警戒とかされるんやろなι

…タグス達は、どうしたんだろうか…。

そこまで考えて頭を振った。

考えても仕方がない、前向きにやらないと!

「よしっ!」

久しぶりに向こうの言葉を話したことで少し胸のモヤモヤが晴れた気がした。

そんな気持ちに苦笑しながらまた歩き出した。

早く何処に出ないと…。

少しだけ歩くスピードを上げて森を歩き進めた。

………………

…………




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