何だと思い後ろを見れば仁王立ちしたタグスがいた。

『………俺が…。』

??

『俺がお前といる!』

凄まじい程の威圧したオーラにワシは少し息を詰まらせるが負けじと言った。

『いや。戦う、許す…まで!!』

フイッと顔をそらして全面的に拒否をした。

だがタグスも負けじと口を開く。

『駄目だ!』

『Σっ!!』

タグスの言葉に泣きそうになりながらも頑張って声を出した。


『…な……んで……。』

頑張って出した声は思ったより泣きそうな振り絞った様な声で自分でも少し驚いた。


『……………何ででもだ。』

……………嫌だ。

『………タグス嫌い………嫌い…嫌い……きらい!!!』

最後の言葉は泣きそうな振り絞った様な声じゃなくもう泣いていた。

ワシは泣きながら居間から走って出ていき玄関から外に飛び出して行った。



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