気になったら聞いてみるもんだ。

『……今回は?』

ワシの聞いた言葉にタグスは言葉が詰まり慌てふためき出した。

その行動に流石にアラも不思議に思ったのかタグスを驚いた表情で見詰めていた。

それに気付いたタグスがアラに近付きワシには聞こえない様にコソコソと何かを話し出した。


(アラ、お前も反対しろ!)

(えっ……と…ι何故ですか?反対するより寧ろ戦って貰った方が良いのでは…)

(馬鹿者!フーンのさっきの姿を見て何も思わなかったのか?)

(先ほどのですか?………)

(何顔を赤らめている。変な事を考えているのでは…)

(ち、違います!!…何かおかしな所でもありましたでしょうか?)

(……フーンの髪の色と瞳の色だ。)

(……っ!!)

(思い出したか?)

(いや、まさかそんな…)




戻る











「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -