『う〜ん………あの二人は今まで奴等と戦って来た中で見たことがないんだ。』

…………??

『見たこと、ない奴…普通、いる。』

普通いるだろ?

『俺らにはそう合ってはいけねえんだι相手が分からないで攻撃されるよりわかって攻撃された方が何かしら対策は出来る。だから向こうに俺らの仲間を侵入させて奴等の情報を随一に報告させるようにしているんだ。』

へ〜…スパイって奴か〜…

『だがさっきの二人は報告にいない。』

報告にいないって…

『だから俺らの言う組織の奴等の可能性が低い。』

『……それにこの国にいるとなっちゃあ調べないと危険…って訳になるな。しかも……。』

チラリとワシを見。

『……どうやら奴等は、フーンに興味を持っちまったみたいだしな………。』

深刻な顔をし、二人は黙り込んだ。


………あの二人。

良く分からないけど、ワシに洗いざらい話させようとしてたけど。




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