「だってな?」

「そやそや、鬼とか実物がおらへんさかい想像が出来へんけどばあちゃんじいちゃんはイヤな方向でも想像が出来て怖いわ。(苦笑)」


………イヤな方向?

「イヤな方向って?」

「あ〜………ホラー系とか?ι」

あ〜…

「それは嫌だなι」

「じゃあまず自己紹介しまひょか?」


……そう言えばしてないな……でも

「眠い……」

うつらうつらしてきたオレを見てとっくり達はため息をはいて苦笑をした。

「じゃあオレらも寝るか?」

「そやな、じゃあ風呂入るわ。あんさんはどないする?」

「俺は一旦戻って風呂入ってからまた来るから布団宜しく!」

「はいはい、わかったさかい。はよいき。あんさんは風呂長いんやさか、来たらウチら寝てるとかイヤやろ?」

「そうだな……まあ、アイツはもうダメだろ?もう寝てるぜ?ありゃあ…」

そう言い二人してベッドを見ると。布団から顔だけ出して気持ち良さそうに寝ている和がいた。

「そやな…疲れてたんやろ。じゃあ起こさんように……はよ寝る準備しよか…はあぁ…何か眠なって来たな。」

「ああ、じゃあ行って来る。」

「出来るだけはような〜。」


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