「あのな、嘘ついてどうすんだよι(苦笑)泊めて貰う変わりに今日は家事とか変わりにしてやるよ。」

そう笑いながらとっくりに言うと、とっくりは何やら本気で驚いたのちもじもじと。

「じゃあ………じゃあな……その〜……」

「何だ?何でも良いぞ?冷蔵庫にある奴でしか作れねえけどな?」

「ら………ラーメンとお好み焼きとたこ焼き作ってや!!♪♪」

満面の笑みでとっくりはそう言って来た………が!!


「なんちゅう組み合わせだよ!!」

「気にすんなや!!何か食いとうなってもうたんや♪頼むわ〜ι」

「………まあ、良いけど…時間掛かるぞ?ってかこの時間帯に食う量じゃないと思うけど…本当に食えるのか?ι」

言った瞬間目を子犬の様にキラキラさせ飛び付いてきた。

「サンキューやで♪だいじょぶだいじょぶや!食えるさか、ホンマに嬉しいわ〜!!じゃあ待っとくな!(ニコッ)」

そう言ってとっくりは台所からトテトテと機嫌良く出て行った。

「…………何か可愛い……」

ボソリと1人とっくりが去った後オレは呟いていた。



あの後凄い組み合わせの料理を食べたオレ達は少し話した後、オレは食器を洗おうと立ち上がったがとっくりに制止された。

「待て待て!!ウチがやる!!」

「へっ?いや別にオレがやるって。」

そのとっくりの申し出に驚いて手を止める。

「ええんやって!あんな美味い料理食わせてもろうてんさかい。こんぐらいせなバチが当たってまうわ。(笑)」

立ち上がったとっくりはオレが下げようとしていた皿を奪い取り台所に向かって行った。















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