「お邪魔しま〜す♪」

「はいはい…」

ドタドタと小走りで関西弁男の部屋をチョロチョロ見て回ってみるとフと有ることを思い出した。

「なあ。」

「ん?何や?」

「アンタの名前なんてえの?」

「…………そういや〜、名前名乗ってへんかったんやったな〜…ι」

「今更な気もするけどな〜(キョロキョロ)」

「ま…まあ、名乗るで?ιウチは徳利 佐久(とくり・さく)よろしゅうな?」

「とくり…と、くり……とっくり……とっくり!!!じゃあお前今日からとっくりな♪」

「Σとっくり?!!んなぽっくりみたいな言い方ウチはイヤやで?!!ιι(アセアセ)」

「でもそうオレの脳には今はインプットされてしまったから変更は無理♪(ニャハハ)」

「うう……厄日や…ι」

「そう落ち込むなよな?」

笑いながら台所に向かいおもむろに冷蔵庫を開く。

「ふむふむ……なあ、とっくり?お前何食べたい?」

「へっ?何や急に。」

「台所のもん好きに使って良いんだったら有るもんで夕飯作ってやろうかと思ってさ。」

「…マジかいな。」















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