「Σええ！ιどうしました？！何か有りましたか？！ιι」 …………ええ……有りましたとも…… 「先輩………」 「えっ？はい。何でしょう？」 頭の上にハテナを浮かべた先輩に目もくれず聞いてみた。 「…………コレは何でしょう？ιι」 それを聞いた瞬間木乃葉先輩はきょとんとした後、可笑しそうに笑った。 「何って、エレベーターですよ。」 Σやっぱりーーー！！？ 「本当に和は面白い方ですね♪全く。」 まだ可笑しいのか笑いながらエレベーターの上がるボタンを押し、降りてきたエレベーターに乗り込もうと木乃葉先輩が開いた扉に足を踏み入れた。 その瞬間、木乃葉先輩が誰かとぶつかった。 そのぶつかった相手は誰だか見えないが木乃葉先輩が動かない事を良いことに木乃葉先輩の背中に腕を回して抱き締めてきた。 「おや？ハニーったら今日は大胆だね？いきなりエレベーターが開いた瞬間抱き着いて来るなんて………なんて愛らしい子なんだろうか。」 Σぶはっ！！！ なんちゅうことを先輩に言ってるんだ！この男はーー！！笑いが込み上げて来るだろー！？ ▼ ▲ |