「あっ、そうそう!!!わての名前は吉本和!!!ヨロシクやでー!!!!♪ってかこのしゃべり方はな、こっちが素やからや!!まあ気にせんといて〜な?!!」

そこまで喋り終わると上下にふるのを止め満面に笑みを浮かべながら木乃葉先輩を見た。

「ぁ……わ……気持ち悪い………うぅ……」

そう言い木乃葉先輩は顔色を悪くしてふらふらと倒れ込んだ。

「Σせっ!!!先輩?!!!どうしたんや?!先輩?!!!」

慌てて先輩を抱き上げ具合を見る。


「うぅ………ι」


うわ〜…ιまたやってしまったよ…オレι

先輩死にそうな顔色になってるし。

何してんだ!オレ!!ココじゃあ傍観者でいると決めてただろ?!

落ち着け〜落ち着け〜、ふぅ〜………


「すみません、先輩大丈夫ですか?ι」

「だ……大丈夫…ですよ…」

苦笑ながら笑みを浮かべる先輩に罪悪感を沸き上がらせていると横からハンカチが差し出された。

「??」

「これを額にでも乗せてやれ。」

あ…………

ひなちゃん。

忘れてたよ、君が居ることを。















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