はぁ〜、随分歩いたけど。

安全な所って何処よ。

…もうじき昼かな〜…ι


ボ〜っとして顔を上に上げて空を見ていたら学校の窓に遠い目をした悲哀に満ちた珀斗が見えた。

…………何で珀斗までウエディングドレス姿に…

萌えるけど。


実は珀斗は和と2人でいちゃつくために理事長ながら無理を言って参加したが直ぐに捕まってしまいウエディングドレス姿で落ち込んでいたのだ。


「……………」

「…?和?」

足を止め、上を向いたまま惚けているオレに巳叉は怪訝そうに見てきた。

「え?あっ、何でもない何でも…」


ガサ…ガサ…

「「…………」」

なんか近くで草を掻き分けて歩いてる音が聞こえてきて…ι


ガサガサ

ますね!うん!


ガサガサ…ガサガサ……

ヤバくないかι何か近寄って来てるぞ…ι















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