「〜っ!!いい加減にしろよゴラァ!!」

そう言って1人が足下に落ちていた馬の被り物をオレに投げ返してきた。

「って!!」

うっわ!地味にこれは痛い〜ιι

そう思いよろけたオレに周りの他の奴等もコレに続けとばかりに投げ返してきた。

「Σちょっ!!イテッι」

「クソッ!負けっかよ!!」

「オラオラオラ!!」

何故かオレらは馬の被り物を投げつけるのに夢中になり、元の目的を忘れて白熱した枕投げ…に似た馬の被り物投げを開始した。


「くっ、いい加減に倒れろよ!ι」

「ハァハァ、お前こそ倒れろよ…」

開始してからどれだけたったか分からないが、見れば和を狙って投げていた男達も和だけではなく仲間同士投げ合い、いつの間にか勝負へとなりさがっていた。
















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