まだとっくりの仲間が居たのかと力無くその音がした方を見れば。

「「…………………」」

ハッ

今一瞬D●Oが通ったぞ!(分かる人がいるかわからないネタ禁止ー!)

いやいやんな事を言ってる場合じゃない!!

これは…これは笑うところか………いやいや笑うより先に。


カシャ

カシャカシャ

オレは密かにネタ収集をするために持ち歩いているデジカメで一心不乱に奴を撮りまくった。

真顔で。

相手はオレを見て固まっていたが、しきりになるシャッター音に正気に戻ったのか顔を一気に真っ赤にさせた。

「おまっ、おまっ、お前……」

わなわなとオレの持つデジカメを指差す相手にオレはニヤリと笑い。

「似合ってるぞ、鎖骨男♪」

っと言ってやった。

そのオレの言葉に真っ赤な顔をしてオレを睨んできた。

っつても、全然怖くないんだけど。

恥ずかしいのか涙目になって睨んでくるからかもしんねえけどな。

にしても良いね良いね〜♪

カシャカシャ

良い表情じゃ〜ないか♪

「まさか鎖骨男がんな姿で歩いてるなんてな。捕まったのか?」

ニヤニヤ笑いながら言うと刹は慌てたようにオレに近寄ってきて弁解してきた。















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