ため息をついて言うと悪役さんがすご〜いっと言って拍手してきた。

凄いのか?ι

苦笑して悪役さんを見ていたら戦隊モノを着た四人がその場に座り込んだ。

「そんな……まさかバレてしまうなんて……」

「良い考えだと思ったんだけどな〜ι」

「ダメだったな……」

「また次があるさ…ι」


なんだよ…ιすっげーあいつら落ち込んでるし…。

別にオレは悪いことしてねえだろ?ι


それから気が済んだのかとっくり達はあのコスチュームから体操服に着替えてきた。

「あ〜あ、見たかったんやけどな〜ι」

む〜っとしながら悔しそうにとっくりが言ってきた。

「バ〜カ。オレのウエディングドレス姿とか見てどうすんだよι吐くだけだぞι」

そんなとっくりを見ながらオレは馬の被り物を取って苦笑した。

「ん〜なこたないで!絶対似合っとたって!べっぴんやったやろうな〜、あっ!今かてべっぴんやで?」

はぁ〜、なに言ってんだよとっくりは…ι

呆れながらとっくりを見ているとガサッっと近くの草がすれる音が聞こえた。
















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