ビクッ

し、白さん?ιι

どうなさったのですか、凄い怖い顔をなさってますけど…………って那加達までι

「そうみたいなの。まあ僕らの方はそんな事しないから安心していいの!寧ろ何か合ったら僕らの所に来たら良いから。匿うくらいはしてあげるの♪」

にやりと笑って並木先輩は椅子から立ち上がった。

「…並木…………先輩。…そんな事言って良いのか?和を庇ったらまた…親衛隊達といざこざがおきるだろ…和なら俺らが守る。」

白さんー!!!何か今ドキャンと胸に矢が刺さりましたよ!!

どうしようこの子!!

抱きついて撫で撫でしてやりたい。(はぁはぁ)


白の言葉に並木はにーっと笑った。

「良いの!僕らってそういうやり方とか本当に嫌いだし、和は何か悪い奴じゃ無さそうだし、外部生だし、後輩だし、守ってやるの!!!!!」

えっへん!!っと胸を張って言う並木にオレは胸が暖かくなりつつぼそりとかっこいい…っと呟いていた。

「ほ、本当なの?!!僕、かっこいいの?!!」

その呟きにも並木先輩には聞こえたのか目を輝かせて飛び付いてきた。

「僕はかっこいいからね!!和を一人や二人。守ってやるの!!!」

嬉しそうに笑いながら並木先輩は言っているのを見て空は爆弾を投げつけた。


「でもでも俺は先輩より身長高いんだぜ!だから俺の方がかっこいいんだぞ!!!」

そう言って空は立ち上がった。

いきなり空が並木先輩に食ってかかって行った事に皆驚いて見ていると、並木は空の言った言葉に驚いていたが直ぐに眉間にシワを寄せて空を睨んで食ってかかった。

「ふざけないでなの!和は僕の事をかっこいいって言ったの!君の事は何も言ってなかったでしょ!!出てこないでよ!!」

「じゃあ並木先輩は身長いくつ何だよ!!」

「べっ、別に身長とか関係無いの!まあ、163センチだけど!だから何なの?!」

「あれ?並木先輩って155.5じゃ……」

「Σっ!!し、四捨五入…+aすればなるの!!そ、それじゃあね!…ふんなの!!」

空と那加の言葉の投球に、並木先輩は耐えられなかった様で逃げるように帰って行った。
















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