「ちょっと良い?」



「でも最初は聞いてたんだぞ?!」

「ん〜、最初だけ聞いてたってのもスルーしとこうか…」



「ねえ。」



「スルーするのかよ!」

「や、だって数少ない仲間を失いたくないだろ?」



「ちょっと聞いてって言ってるの!!!!」

バンッ

「Σっ〜!!!」

…………

「だ、大丈夫か?ι」

そいつはオレの机を思いっきり強く叩いたのは良いが、思いのほか痛かったらしく。叩いた方の手を押さえてぷるぷると震えている。

「だ、大丈夫……なの…」

「そ…うか…ι」

おいおい泣いてないか?ι我慢はしてるみたいだけどよ……ι

そいつの周りにいたちびっこい奴等がそいつを心配して慌ただしく動いているが…ι

本当に動いているだけだけどな……ι

わたわたとそいつの周りを動いているちびっこ達を見ているといつの間にか復活したのかそいつはオレの前に仁王立ちして睨んで口を開いた。
















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